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月刊きょうされんTOMO【2017年10月号】☆寄稿はタレント・小島慶子さん

【声明】衆議院議員選挙にあたって

衆議院議員選挙にあたって

 衆議院議員選挙は1022日に投開票がおこなわれることになり、1011日からは期日前投票もはじまりました。きょうされんは、特定の政党や候補者を支持しません。しかし、障害のある人や関係者の生活が、制度におおきく影響をうけることから、その制度をつくる国会議員の選挙はとても重要だと考えています。

 まず、選挙権のあるすべての障害のある人と関係者のみなさんに、今回の選挙に関心をもち、かならず投票にいくことをよびかけます。とくに今回は、18歳以上の国民が投票できるようになって、はじめての衆議院議員選挙です。若い有権者のみなさんもよく考えて、投票をしてほしいと思います。

 そこで、投票にあたって大切にしたいことを2つ提案します。ひとつは、憲法9条と平和をまもる候補者や政党かどうかという点です。第2次世界大戦では、たくさんの人が心身に障害をおいました。また障害のある人は、働くこともできない役立たずという意味の「ごくつぶし」といわれ、その存在を否定されました。きょうされんはこうした歴史をふまえ、戦争のない平和な社会でこそ障害のある人の人権がまもられると考えています。

 しかし、最近は安保法制にみられるように、日本を戦争のできる国にする動きがつよまっています。今回の選挙では、現在の憲法をまもるのか、それともかえるのかがとわれており、選挙の結果によっては憲法改正によって9条がかえられる可能性があります。平和な日本を続けるのか、それとも戦争のできる国になるのかがとわれるという点で、障害のある人をはじめ日本全体の将来を左右する、とても重要な選挙なのです。

 大切にしたいことの2つ目は、憲法25条と社会保障をまもり、障害関連予算をふやすことに力をつくす候補者や政党かどうかという点です。生活保護基準のひきさげなどで「健康で文化的な」生活ラインがどんどんさがり、障害のある人の生活もこれまで以上に厳しくなりました。さらに政府は「我が事・丸ごと地域共生社会」をつくるとして、障害と介護保険の支援を同じ事業所が提供する共生型サービスなどにみられるように、予算と人手を切りつめて、国の責任をさらに小さくしようとしています。

 先進国の平均よりもすくない日本の障害関連予算をふやすことは、障害者自立支援法違憲訴訟の基本合意文書(2010年)と、総合福祉部会がとりまとめた骨格提言(2011年)を段階的に実現し、障害者権利条約にそって障害のある人があたりまえにくらす権利をひろげることにつながります。わたしたちの1票で、こうしたことを力強く主張し、政府をチェックできる国会をつくりましょう。

 障害のある人が生きやすい社会は、すべての人が生きやすい社会です。そうした社会を実現するために、全国の障害のある人と関係者のみなさんが、今回の選挙で自分のねがいをこめて投票することを、かさねてよびかけます。

2017年1011日 きょうされん理事会


【PDF】
衆議院議員選挙にあたって(ルビあり)
衆議院議員選挙にあたって(ルビなし)

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