活動内容

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SSKS月刊きょうされん
TOMO

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2018-Tomo10月号PDF-page01

月刊きょうされんTOMO【2018年10月号】特集「パラレルポート~日本課題~」

(報告)障害の重い人の「はたらく」支援フォーラムを開催

2018年10月27日(土)、大阪の千里ライフサイエンスセンター 山村雄一記念ライフホールにて、【日本財団 就労支援フォーラムNIPPON 特別企画】障害の重い人の「はたらく」支援フォーラムin大阪を開催しました。
会場には、全国各地から約200名の参加者が集いました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
DSC_1549○基調講演 浅野 史郎 ~「働きたい」が 社会を変える~
基調講演は、~「働きたい」が 社会を変える~をテーマに元宮城県知事の浅野史郎さん(神奈川大学特別招へい教授)にご登壇いただきました。ご自身が厚生省に入庁された時期に、重症心身障害児施設を見学された際の率直な感覚、そこからグループホーム(精神薄弱者地域生活支援事業)や強度行動障害についての調査研究の予算化につながった思いを率直に語られました。そして、津久井やまゆり園事件や優生思想を踏まえて、利用者の人権を守るためにわたしたちがすべきことをお話いただきました。
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○実践報告Ⅰ 医療的ケアの必要な人への労働実践
 (大阪)社会福祉法人さつき福祉会・あいほうぷ吹田 仁木 悟
仁木さん○実践報告Ⅱ 最重度知的障害の人への労働実践
 (愛知)社会福祉法人さくらんぼの会 藤田 紀子
藤田さん○シンポジウム
 「障害の重い人が働くことを支える実践から見える就労支援のあり方を考える」
 ・パネリスト:白石 恵理子(滋賀大学教授)、仁木 悟、藤田 紀子、赤松 英知(きょ
  うされん常務理事)
 ・コーディネーター:浅野 史郎
基調報告、実践報告を踏まえて最後にシンポジウムを行ないました。白石先生からは「どんなに障害が重くても」という言葉の問い直しと、発達保障の見方からの提言をいただきました。仁木さんや藤田さんからは、「はたらく」ことの捉え方や実践を通しての悩み、職員間の連携・引継ぎの課題について発言がされました。赤松常務からは働いている本人をしっかりと真ん中においた実践の大切さ、そしてその実践を社会に発信していくことの重要性の確認がされるともに、障害者権利条約の内容と照らし合わせながらの評価と課題について提起されました。
参加者からは「重度の人たちが働く姿そのものが歴史に刻まれていることを実感した」「これからをどう作っていくかを今わたしたちが問われていると感じた」という意見・感想が出されました。
浅野さんは「50年前は障害の重い人が働くことなんて想像もできなかった。みなさんの実践は最先端を行っているんです。わたしたちは進歩していて、進歩に寄与しているという確信をもってほしい」と話され、濃密なシンポジウムが締めくくられました。

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<参加者アンケートより>
・多方面からの議論が出され、すごく意義のあるシンポジウムでした。
・重度の人が働くということは、何かの価値を作り出していること、そのことに本人が主体的にとりくんでいることでもあることを学びました。
・最先端を実践、議論している自覚を感じられるフォーラムでした。

障害の重い人の「はたらく」支援フォーラムin大阪

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