活動内容

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SSKS月刊きょうされん
TOMO

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2020Tomo04月号最終PDF_page-0001

月刊きょうされんTOMO【2020年4月号】特集 わたしたちの“活動と参加”が社会を変える!

<きょうされん福島支部>また今年も、あの日が、やってきます。

きょうされん福島支部のHPより転載します。

 

また今年も、あの日が、やってきます。

震災から9年、この一年間、全国から多くのみなさんが福島に足を運んでくれました。
「10年目の真実」というブックレットの取材にも来てもらいました。

10人いたら10人の「10年目の真実」が、
100人いたら100人の「10年目の真実」が・・・。

前に進み、光が差し込みはじめた人たちの隣には、
どうしようない暗闇のなかで、未だ苦しみ続ける人がいます。
今も、悩ましく複雑な思いがあり続けています。

福島は、だれもがそんな気持ちを感じ続けながら
今を、それぞれの場所で、それぞれになんとか生き抜こうとしています。


2019.9.19

「東電刑事裁判」で東京地裁は
東電元会長、ふたりの元副社長に無罪判決をだしました。

たくさんのとんでもない事実があきらかになっても

・15.7m津波のもとになった国の「長期評価」は信ぴょう性に疑問がある
・安全対策が終わるまで、原発を止める義務はない
・事故前の法規制は、絶対的安全確保を前提としていない

と、無罪の判決をだしました。

「原発は絶対安全だよ」と言われ、そう思わされてきたのに
恐ろしい話です。


2019.10.3

福島県議会は、自主避難者で住宅の無償提供期間終了後も
国家公務員宿舎に住み続ける5世帯の
退去を求めて提訴する議案を可決しました。

県は2017年3月末に
自主避難者への住宅無償提供を打ち切りました。

希望者には期限付きで公務員と同額で貸す契約を提案。
契約の内容に納得せず契約を結ばず
家賃を支払わず入居していた人たちがいました。

福島県があの原発事故で苦しんでいるその県民を
訴えるというとても悲しい出来事です。


2019.10.15

東電に対して民事裁判をおこしている人たちは
なんと12,000人いらっしゃると聞きます。

そのなかのひとつ
2014年から続いた差し戻し審の判決がでました。

福島のコメ農家さんが東電に
「農地の原状回復を求める裁判」の判決です。
なにも特別なことを言っているのではないのです。

賠償金を求めるわけでもなく
飛散した放射性物質を取り除いてほしいという裁判です。
福島地裁の結果は、原告の訴えを退けるというものでした。

「原発から飛散した放射性物質はすでに土と同化しているため
東電管理下にはなく
むしろ、農家が所有しているといえる。」

この判決を聞き、原告のみなさんはどれほど耳を疑ったか。
すべての力が消えてしまう判決だったでしょう。
そんな気持ちのなかで、しかし控訴を決意したと聞きます。

 

全国のみなさん
オリンピックはそんないくつもの出来事のなかで
開催されるのです。

オリンピックに合わせるように
唯一全町避難だった双葉町の4パーセントの面積で
避難指示が、この3月解除されました。

一人も帰る人のいない帰還なき解除です。

戻れなかった町に普通に戻れること
あの時のままだった町が新しくなること
駅に電車が走り、高速のインターチェンジができたこと
希望です。

 

でも、その隣に
あの時から全く変わることができない町があることを
未だ苦しみ続ける人たちがいることを
しっかり見続けてください。今年もあの日がやってきます。

 

●【最新刊】10年目の真実 ~障害のある人たちの東日本大震災 Ⅲ
https://www.kyosaren.or.jp/book/11210/

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