活動内容

活動内容

活動内容

SSKS月刊きょうされん
TOMO

毎月発行!

表紙画像

月刊きょうされんTOMO【2019年11月号】特集 アート これがわたしの表現 わたしの作品

第42回きょうされん全国大会inあいち 共同作業所発祥の地で盛大に開催

きょうされん大会2日目_191029_0063

きょうされん大会1日目オープニングセレモニーの大合唱 10月25日、26日の2日間で、障害のある1,200人をはじめ、ボランティアを含む4,000人が、愛知県名古屋市・名古屋国際会議場に集い、きょうされん第42回全国大会inあいちを開催しました。

 大会当日のようすは、実行委員会のフェイスブックにてご覧いただけます。
 動画もありますのでぜひご覧ください。
 ⇒ リンク 

 

きょうされん大会1日目_191029_0055 当日採択をしました 大会アピールは以下の通りです。

 ・大会inあいちアピール・案ルビあり版.pdf
 ・大会inあいちアピール・案ルビあり版.docx
 ・大会inあいちアピール・案ルビなし版.docx

 


きょうされん第42回全国大会inあいち アピール

 この秋に日本を襲った台風15号、19号などによる風水害は、関東・東北地方を中心に広範囲にわたり未曾有の被害をもたらしました。犠牲になられた方へ哀悼の意を表するとともに、被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。

 今から50年前の1969年3月、ここ名古屋の地において、障害のある人の「仲間といっしょに働きたい!!」という願いが実を結び、全国初の共同作業所「ゆたか共同作業所」が誕生しました。また、その8年後の1977年には、16カ所の作業所が集まり共同作業所全国連絡会(現在のきょうされん)が名古屋市中村区の旅館街の一角で結成されました。わたしたちは、共同作業所ときょうされん発祥の地できょうされん第42回全国大会inあいちを開催しました。10月25日、26日の2日間で、障害のある1,200人をはじめ、ボランティアを含む4,000人が集い、この一年間の各地の実践と運動の成果を持ち寄りました。ともに学び、つながり合った大会も、大きな感動のなかでエンディングを迎えようとしています。
 多忙な中あいさついただいた愛知県・大村秀章知事をはじめ、愛知県・名古屋市をはじめとする県内の市町村、そして協力いただいたボランティアや団体、個人のみなさんに心から感謝いたします。

 わたしたちは、本大会のテーマを「つなげよまい 未来へ つながろまい なかまの輪 ~共同作業所はじまりの地 あいちから」としました。オープニングでは、大会テーマソング「高く飛ばそう」のうたごえをとおして会場がひとつになり“ありがとう”“仲間たち”“元気だよ”の歌詞に込められた共同作業所づくり50年の思いを確かめ合いました。そして、公開シンポジウムでは、50年前に「木を植えたひとたち」がシンポジストとして登壇し、半世紀の足あとをふり返るとともに、たくさんの「未来への贈り物」をもらいました。
 3つの特別分科会も愛知大会の特色でした。「8050問題」に象徴されるような、家族の負担、家族への依存の問題があらためて明らかにされました。また、中央省庁などによる水増し雇用やA型事業所における大量解雇などの障害のある人の「働く」をめぐる問題、「やまゆり園」での殺傷事件、優生保護法下での強制不妊手術に代表される「優生思想」の問題を深めることができました。

 みなさん
 国の内外を覆う経済問題や平和を脅かす動きは深刻さを増しています。また、東日本大震災の復興がままならない状況と重なるようにして、大規模な自然災害が多発しています。そんな中にあって、今月から消費税率が10%に引き上げられました。お金のない人ほど負担の大きい消費税ですが、障害のある人への影響は甚大です。また、わたしたちと最も関係の深い最近の動きで見逃せないのが、政府によって強力に進められている「全世代型社会保障」の検討です。年金、介護、医療、労働など、社会保障のすべてで負担の増加と給付の削減が図られようとしています。わたしたちの障害分野や生活保護制度においても、新たな負担や引き下げは必至です。さらには、「あいちトリエンナーレ・表現の不自由展」への国の不当な対応、住民投票で示された民意を無視する形で進められている沖縄県辺野古基地建設の問題、福島第一原発事故での東京電力旧経営陣への無罪判決、同じく原発に関連しての関西電力の常軌を逸した金品のやり取り問題など、目を覆いたくなるような事象は後を絶ちません。加えて、不気味なのが憲法改正の動きです。なんのための憲法改正なのか、わたしたちはその本質をこれまで以上に正確に見極めていかなければなりません。

 わたしたちは、きょうされん40周年記念映画「夜明け前 ~呉秀三と無名の精神障害者の100年~」と「星に語りて ~Starry Sky~」の上映運動を推し進めています。すでに2つを合わせた上映回数は750回を超えていますが、今大会を契機に上映運動にさらなる弾みをつけたいと考えています。精神障害分野の遅れを訴え、東日本大震災を忘れまいという気運をつくっていこうではありませんか。すべての市区町村での上映会を呼びかけます。
 わたしたちは、今大会の※全体を通して共同作業所づくり運動の半世紀に思いを馳せました。そして確信を新たにしました。同時に、次代に向けて何が大切になるかについても深め合いました。引き続き、障害のある人の生きる権利、働く権利の保障を高々と掲げ、このことを地域の人びとといっしょに実践していきます。市民のみなさんの熱く深い理解と支援を訴えます。

2019年10月26日

きょうされん第42回全国大会inあいち 参加者一同

> 一覧ページに戻る